皆さんこんにちは。木原コーティング研究所唯一の仕上げ担当、木原拓也でございます。
あまり多くない苗字ですが、実は僕の名前、あの木村拓哉さんと一文字違いなので
“キムタク”ならぬ“きはたく”の愛称で呼んでくださる方も多いです。
車を見るのも、エキゾーストを聴くのも、オイルの焼ける匂いを嗅ぐのも、運転するのも大好きです。
そして今は車を磨き、美しく仕上げるのも大好きです。
僕がどうようにしてこの仕事を好きになったのか、簡単にお話します。
北海道に生まれ、物心つく頃には車が大好きだった僕は大好きな車に触れあえる仕事に就くため、大学進学を機に自動車産業の盛んな愛知にやってきました。
まもなく国産高級車・スポーツカーを取り扱う中古車販売会社にアルバイトとして入社し、そこでの作業内容が車の仕上げ(クリーニングや研磨)でした。
それまで考えもしなかった車の研磨でしたが驚くほどハマり、帰宅後も海外のショップなどを研究し独学するように。独学で得た知識をアルバイトで実践し、試行錯誤の日々を過ごします。
2年ほど経った頃、アルバイト先の先輩の影響で人生初愛車となるアルファロメオ156を購入。もちろん愛車も研磨やコーティング、週一での洗車は欠かさず、それをSNSに投稿していたところ、「私の愛車も仕上げてほしい!」と依頼が来るように。
まさか自分が趣味でやっていたことに需要が生まれるとは考えてもいなかったですが、自分の中での理想の仕上げができるチャンスだと思い、機材などを急いで揃えました。お世話になっていたモータースがご厚意で一角を貸してくださったのもありコーティングの依頼を受け初め、1台に3日ほどかけながら丁寧に仕上げていきました。最初から最後まですべて自分で責任を負う仕上げはアルバイトとは全く違うプレッシャーもありましたが、お客様とご相談しながらプランを提案し、ご納車の際に喜んでいただけた姿と直接向かい合えるのは勤めていてはなかなか味わえないものだと感じました。
以後も口コミなどでご依頼は増え、気づけば西は広島県、東は千葉県からもお越しいただくようになり大学で就活時期に差し掛かった時には開業を決意。
準備期間を経て2020年7月に“木原コーティング研究所”を開業いたしました。
近年コーティングの敷居は下がり続け、いい意味では身近なものになってきていますが、品質が伴っているとは言えないと思われます。“本物”を求める方にグッと刺さる仕上がりをご提供するために、木原コーティング研究所としてこれからも腕を磨き続け、人生を共にする大切な愛車により愛情を注げるような美観を提供していきます。